2009年5月24日日曜日

Google Chrome 2.0 stable 版を導入 & 軽い感想(その使い道や意義について)


今まで導入してなかった Chrome を 2.0 stable を契機に試してみる。
噂通り、一つ一つの動きがキビキビと小気味が良い感じ。
ただ、拡張等々を含めた機能(特に Vimperator なんてかなり変則な拡張に依存しているの)を考えると、Firefoxからメインを乗り換える気にまではならなかった。

とはいえ、メインにはならないが、
  • Google Document/Maps のような ajax多用で重いページ用
  • メインの Firefox から/へ影響を押さえるために別アプリ(=プロセス)でページを見たい場合の IE のオルタナティブ
  • さくっとページを見たい時用(リッチな w3m を使うイメージ)
といった特定用途ブラウザとして、私自身は使って行きそう。

ちなみに Chrome は「早い」、けど、必ずしも「軽い」とは言えなさそう。
(タスクマネージャでプロセス数やメモリ使用量をみる限りでは…
 ただタブ単位でのマルチプロセス化は今後の趨勢なんでしょうかね)

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と、ここまでは私自身の用途的な感想。

私自身のことは離れて & 今更ながら Chrome を触って & 次の2つの記事
を見て思ったのは、
停滞気味だった Webブラウザ界に、Chrome は凄い良い刺激となったな、ということ。

Firefox の Javascript エンジン高速化にしたって Chrome の存在が大きいのは確か。
この点こそが現時点での Chrome の一番の存在意義だと思う。
(まぁ、こういう指摘は多数あるし、Chrome 登場時に Google がブラウザを出す意味として、イノベーションがどうたらとかと Google 自身が確か言っていて、それになるほどなと思った気がする)

逆に言えば、 そこに焦点を当てた&それを続けて結果を出している開発チームはエライ、ということでもあると思う。
(Ajax 的なサイトで高速なユーザへのレスポンスを返す Webブラウザは、 Google 自身が切実に欲しいWebアプリケーション・プラットフォームだったとはいえ)

では、その「意義」を離れて、今の Chrome を使って意味があるユーザというのはどういう人だろうかと考えてみると、
  • 私みたいなセカンド&特定用途用ブラウザ
  • 軽快で必要最低限の機能の Webブラウザを求めているユーザで、
    Ctrl+t, Ctrl+w 程度のナビゲーションに関してのショートカットキーは苦もなく使いこなせる=そのレベルならメニューやツールバーなどの支援が無くても苦にならないユーザ
    (Google のサービスを色々使っている人なら特に)
といったところではないだろうか。
初心者には色々とインターフェース的にとっつきにくいし、かといって、ヘビーに使うにはカスタマイズや機能が物足りない気がする。

こういったところは今後に期待!!

というところなんだろうが、とはいえ、
そういった点はあるにせよ、全体としてはある種の魅力あるアプリになっていて、ユーザ数もある程度増やしているのは凄いことだし、Chrome の一番のフォーカスは、やっぱり Webブラウザ界の中に刺激を与える/Google にとって最適な Webアプリプラットホームのための実装実験/実演だと思うので、そういったことは優先順位的に低くても良いのだとは思う。


ところで…

上記の記事でも話題になっている「遅い」「早い」といった話題、
Firefox は何かと Chrome と比較されるわけだけど、
実際にマルチプラットフォームを、バージョンアップ含めて実現している Firefox と今の Chrome を同列に比較するのは、やっぱり、ちょっと、酷なんでは… ?

とかいうと、
マルチ&魅力的な機能&速度といった点では Opera のことを忘れてはいけない!!
と Opera ファンの人に怒られてしまうな(笑
すいません、Opera についてはコメントできるほど使ってないのでご勘弁を
(& Zero-3 や京ぽん初代+2では随分とお世話になりました> Opera 様)

2009年5月23日土曜日

そろばんネタで、家族で盛り上がる

家族でソロバンネタで盛り上がる。
意外に、世代にわたって共通の話題にしやすいネタの一つなのかも。
(ただ、今となっては小学校でソロバンをやらないのだろうから、そうも言えないだろうけど)

しかし、割り算は大分無理やりな感があるとはいえ(私が慣れてないのもあるんでしょうが)、
+-× についてはよくできている。

その場のその場の小さく単純な計算にだけ集中するのを積み重ねていくと、
結果としてソロバンの玉の形として結果がでるというのは
なかなかうまい仕組み。

っていうか、
まぁ、コンピュータのビットによる四則演算に近いものがあるわけで、
どちらも除算は苦手ってていうのも似ているか(苦笑

2009年5月22日金曜日

PukiWiki 用 WYSIWYG 編集プラグイン

公式サイト: プラグイン/GUI編集 - Frontier

PukiWiki で WYSIWYG/リッチテキスト的な編集ができるようになるプラグイン。

FCKeditor をベースにして PukiWiki 向けの拡張がされていて、
初心者に限らず、PukiWiki 編集の敷居をかなり下げてくれると思われるプラグイン。
特に表の編集は助かるところ。

こういうのに頼るのはある種、邪道かも知れないが、
Pukiwiki 利用の目的を考えると
入力で Wiki 書法を使うのが必須/目的ではないわけで、
楽なところは楽な方が助かる。
Wiki書法記述自体を否定するものではないし。
(もちろん、HTML/Wiki 書法的には汚くなるのかもしれないが…)

他に、次のページ辺りが紹介として参考になるかと。

※備考
上記のデモページで試したところ、
なぜか私の Firefox 3.0.10 では、
「テーブル挿入/編集」ボタン押した後のダイアログが出てこない、という動作不良が。

完全に拡張なしの別&素のプロファイルで試してみてもダメだったので、 Firefox 側で何かあるのかな?
IE では問題なかったし、
ベースの FCKEditor では Firefox でも表挿入ボタンに問題なかったしなぁ・・・

追記(2009/05/25 00:40:24):
上記問題は、キャッシュを一度クリアしたら解決した。
なんだったんだろ。

追記(2009/05/25 23:02:38):
実際に自分が使っている pukiwiki に導入して実際に使ってみたところ、とても良く出来ていることに感心しました。

単に「FCKEditor を pukiwiki で使えるよー」ではなく、
pukiwiki 固有の様々な記述に便利なように拡張がなされていて、
実際の編集結果を pukiwiki の記法のエディタで見ても違和感のない内容になっています。
(実際に表示が崩れない以上、当たり前とはいえ…)

導入も公式の手順の通り行うだけで良いので、
非常にオススメのプラグイン。

ただ、スキンを標準のからかなりいじっている場合には、ちょっと苦労するかも知れません。
(とはいえ、スキンいじっているぐらいだから、公式の導入手順のものをどこに、どう入れるかは大体見当がつくと思われる変更箇所&内容)

クイック起動バーにあるデスクトップを表示について( .scf ファイル)

scf の中身については、次のページを参照
あまり面白い使い方はないみたい・・・

2009年5月21日木曜日

Becky の MailOpen plugin 連携用 Viewer

X60s に乗り換えて、B2 Mail Viewer が無い&現在公開されてないのに気がつく。
(実は、後で、Internet Archive から zip を落とせたのだが…)

で、別の MailOpen plugin 連携用の Viewer ないかと探して
Mesview に行き着く。

こっちの方が、機能がブラッシュアップされていて良さそう。

ということで、 Viewer を Mesview に乗り換え。

Skypeのチャット履歴のエクスポート方法

4.0 以降についてのまとめページ
SkypeのチャットログのSQLiteをhtml出力するComments
Skypeのチャット履歴をAPIを経由せず直接読みに行く方法 : OKの日記

結論的には、
  • 4.0 以降、履歴が保管されている main.db は、sqlite3 のデータベースファイル形式になっている
    (main.db ファイルは "%USERPROFILE%\Application Data\Skype\スカイプのアカウント名" 配下に存在。また、main.db には chat のログ以外にも各種データが保存されている)
  • sqlite3 対応のデータベースファイルを読めるツールで中身を取り出せる
    (例:PupSQLiteSQLite Database Browser といったアプリや、各種スクリプト用のライブラリなど)
ということらしい。

また、4.0 以前の 3.8 辺り(対応バージョンの詳細不明)だと、
Skypeチャットの隠しコマンド /htmlhistory により HTML 形式でエクスポート
というのができたらしい。

追記(2009/05/22 00:56:06):
とりあえず、簡単に DB の状態のメモ。

ざっと、テーブル構成+レコード内容を見た感じでは、
  • chats テーブルが「会話」のまとまりの単位ごとに1レコード発生&ユニークな name を持つ
  • Messages テーブルは会話の具体的な1メッセージ単位毎にレコード発生。
    一つの「会話」のまとまりは Messages.chatname が同じ値を持つ& chats.name と一致
という関係の様子。

例えば、

SELECT chats.name, from_dispname, body_xml, Messages.timestamp FROM Messages
inner join chats
on participants = 'user1 user2' and Messages.chatname = chats.name;

で user1 user2 の組み合わせの会話一覧が取れる・・・ぽい。
(participants は必ずアルファベット順で名称が入る様子)

フィード動作確認のため公開したり、限定公開に戻したり…

うーん、やはり限定公開だと、それ以降の追加状態が反映されない…
とりあえず、また全体に公開にして様子をみてみす

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これで期待していた動作を確認できたので、一度、また限定公開に戻してみる。
これで分かったのは、 Google Reader & Blogger のフィードツールは反映が遅延しているということ。

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フィード動作を確認するために、
設定を全体に公開するように変更。
(特に、今のところ公開して困る内容じゃないのもあるし)

許可した人のみ参照に戻すかどうかは判断保留中

Vimperator と Google のキーボードショートカット競合問題対処

_vimperatorrc に次の定義を追加
" テキストボックスへのオートフォーカスをOFF
set focuscontent

" Google mail/reader 時には、キー入力を vimperator を PASS THROUGH 状態にする
" 2行目を先に入れておくことで、一度 true になったタブから別タブに移った際に
" false に戻せる(多分、スタック順で働く?)
LocationChange .* js modes.passAllKeys = false
autocmd LocationChange .* js modes.passAllKeys = false
autocmd LocationChange www\.google\.(co\.jp|com)/reader js modes.passAllKeys = true
autocmd LocationChange mail\.google\.com/(mail|a)/ js modes.passAllKeys = true
もうちょっと、特定のキーだけに絞るなら
プラグインの feedSomeKeys.js を使う方法があるらしい(参考にした2つ目のリンクはソレをやってる)。

参考ページ:
January 12(Mon), 2009:vimperator で google reader のショートカットを有効にする
感謝して怒る日々。(Firefox GOGOGO!!とかXBOX360 GOGOGO!!とか) Vimperator

追記(2009/05/24 17:53:53):
google での passAllKeys=true の前に
autocmd LocationChange .* js modes.passAllKeys = false
の定義を入れておかないと、
google mail → 別のサイトのタブと移動した際にも PASS THROUGH 状態のままになってしまうので、
この定義を追加。
(私の環境の問題なのかもしれないが…)

2009年5月20日水曜日

Twitter用Windowsクライアント「Twit」

ヒビノアワ: Twitter用Windowsクライアント「Twit」できました

Skype 等々のような独立&ローカルで動く
Twitter クライアントソフト

結局、Firefox プラグインより、
独立したアプリの方が頻繁&常駐的に使うには重宝しそう。
また、機能として、
  • 文字列検索
  • 指定したキーワードでのメッセージ抽出(「注目」機能)
といったのは、
ログを見直す観点で便利。

ただ、
Firefox プラグインはプラグインで、
Firefox 利用中は便利だから、
両方を使い分けって感じになるかな、
多分。

限定公開 Blogger の Feeds 利用

追記(2009/05/20 15:33:43):

やっぱりどうも駄目らしい。

一部、取れることは取れるのだが、あるタイミング以降のコメントは一切取れない。
どうも一時的にでも全体に公開したタイミングがあると、
そのコメントについては直接の場合には参照可能になる様子。
(一度でも公開すると、記事に公開可フラグが立つ?)

理由はともかく、
限定公開の場合には RSS リーダは使えないというのが現状の結論。

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結論からいうと、
Google Reader (可能なの RSS リーダはこれだけ) に Feed 用 URL を直接指定して登録すると可能。
(Google Reader は Google のアカウント認証を通っているからか?)

例えば、このサイトの Rss 2.0 の Feed URL は
http://gizmoids4gizmorts.blogspot.com/feeds/posts/default?alt=rss
となっていて、
凡例は次の通り。

Full site feed:
* Atom 1.0: http://blogname.blogspot.com/feeds/posts/default
* RSS 2.0: http://blogname.blogspot.com/feeds/posts/default?alt=rss

Comments-only feed:
* Atom 1.0: http://blogname.blogspot.com/feeds/comments/default
* RSS 2.0: http://blogname.blogspot.com/feeds/comments/default?alt=rss

Label-specific site feed:
* Atom 1.0: http://blogname.blogspot.com/posts/comments/default/-/labelname
* RSS 2.0: http://blogname.blogspot.com/feeds/posts/default?alt=rss/-/labelname

Individual post comment feed:
* Atom 1.0: http://blogname.blogspot.com/feeds/postId/comments/default
* RSS 2.0: http://blogname.blogspot.com/feeds/postId/comments/default?alt=rss

詳細は Blogger Feed URLs - Blogger Help を参照。

FirefoxでTwitter - TwitterまとめWiki

Firefox で Twitter を使う上での拡張について。

とりあえず、ざっと見回して
を導入。

多分、 TwitterFox がメインになりそう。
ポップアップ式のささっとした軽めの感じと、
コメント入力のしやすさで、
つぶやきには丁度良いかも。

量が多い場合には、
サイドバー/独立ウィンドウ方式の TwitKit に軍配だが、
いかんせんコメント入力部分がちょっといまいち。
ただ、機能的にはこっちの方が豊富なので、
予備的に残しておくかも・・・

とはいえ、TwitKit が必要となる場面では、
Twitter サイトに直接行っちゃった方が、
結局は早そうな気が。

その他、Firefox で Twitter を使うにあたっての各種ツールは次のまとめページが詳しい。
see → FirefoxでTwitter - TwitterまとめWiki

※備考
Power Twitter は面白そうだが、
Twitter サイト表示時何かと重くなる感じ&それを必要とするほどヘビーユーザじゃないんで却下。
詳しくは → Power Twitter:インラインメディア、検索窓など便利満載のアドオン

Javascript Actions - コンテキストメニュー拡張からの乗り換え先

「コンテキストメニュー拡張」を使わないようにしたい

独自スクリプトを組み込んだメニュー項目追加部分だけは欲しい

Javascript Actions か?
Javascript Actions - Mozilla Firefox まとめサイト

なんとか、まだ保守は続いている様子。

スクリプト作成には「HideAway Firefox BBS」や「alice0775のファイル置き場 別館 Others」サンプルが役立ちそう。
(完全ではないけど JSActionsCommand一覧 [HELP] もあり)

コンテキストメニュー拡張は重いのと、
TMP との競合(タブが閉じた後のフォーカス指定がうまく動かない)が
私には致命的。
ただ、右クリックの独自スクリプトと合わせた拡張部分はすごく良いので、
(細々とした拡張を必要とせず、自分で書けちゃう)
そこだけの軽量版を作ってくれないかねぇ・・・

2009年5月18日月曜日

しかし、今日まで、結局、また一週間ぐらい不調。
なかなか定番の生活サイクルが作れない・・・

というか、
作れないというより、
仕事だけでなく、生活の細々としたこと含めて、
一々しっくりこなくて、滞ってしまう・・・

それでは定番/ルーチン的な行動/習慣というのが、
定着するわけもなく・・・
(足がからまりだしてしまったムカデでという定番エピソード・・・)

ブラウザから1分でウェブページを作成できる『Googleサイト』が日本語に対応 | Google Mania - グーグルの便利な使い方

Google サイトの紹介としては、とりあえずこんなところか。
ブラウザから1分でウェブページを作成できる『Googleサイト』が日本語に対応 | Google Mania - グーグルの便利な使い方

基本は wiki 的なサイト作成機能なのですが、
  • ページ編集がWYSIWYG/リッチテキスト的エディタで編集の敷居が低い
  • ページとして単なる文字だけでなく、Google ドキュメントなど Google サービスとの連動などの様々なガジェットを並べることができる「ダッシュボード」機能
    (Google サービス以外用のウィジェットもあり)
  • ユーザアクセスの制御も可能で、一部ユーザに限定して公開した上で、さらに参照のみ/編集も可といったレベル分けもできる
という点は、複数人数で利用するのに役立つのではないかと思われる点。

Blogger 機能の解説サイトのメモ

とりあえず、検索上位を一個
そこそこ全体的にまとまってそう

クリボウの Blogger 入門:
"このサイトでは、初めて Blogger にふれる人向けに、Blogger の基本的な使い方や設定方法、ブログ運営などについて紹介しています。"

限定公開だと Feed できない?

blog を限定公開にすると、
どうも単純には Feed ができないっぽい

何か、パラメータとかで回避できるのかもしれないが、
いまのところ不明

Google 公式ブログでの Performance tools の解説

と、こんな感じに技術紹介もブログでやってたの知らなかった
面白そう。

Google Japan Blog: Google が公開しているソフトウェアの解説(その4)- Performance tools -:
C や C++ でプログラムの書いたことのある多くの人は、「プログラムを高速化したいけれど、どこが一番のボトルネックか分からない」とか、「メモリリークがあるようだけれど、どこで発生しているか分からない」といった問題で苦しめられた経験が一度くらいはあると思います。もちろん、こうした問題の解決策として、アドホックにプログラムをチューニングしたり、目でプログラムを追ってメモリリークの発生箇所を突き詰めることも可能ですが、時間がかかってしまうことが多々ありますし、あまり楽しい作業でもないと思います。

そんなときに役に立つのが、Performance tools です。具体的には、このソフトウェアは以下の 4 つのツールで構成されています。

* TCMalloc: マルチスレッドプログラムに適した、高速な malloc の実装
* Heap Checker: メモリリークを検出するライブラリ
* Heap Profiler: 各関数におけるメモリの使用量を計測・表示するツール
* CPU Profiler: サンプリングによって各関数の実行時間を計測・表示するツール"

追記(2009/05/19 03:05:28):
Engineering タグで、この手の話題がまとまっている